コピーライターも知っておきたいバナーサイズの国際標準規格
2016/07/18

Webサイトには欠かせない存在であるバナー(banner)。元々は"旗印"を指す言葉でした。
このバナーですが、けっしてデザイナーが好き勝手に作っているわけではなく、バナーのサイズには国際標準規格が存在します。スマートフォンやタブレットなどの新しいデバイスの登場でバナーサイズも多様化していますが、その多くは古くからのおなじみとなっているサイズです。
コピーライターの立場としてもバナーサイズを予備知識として知っておくことは、広告バナー上の要素の配置を考えたりする上で必須の知識となります。
高い広告効果が望めるとされるバナーサイズ
バナーは基本的に広告として存在します。そして、キャッチコピーもその広告の成果を出すために考えだされます。
デザイン・キャッチコピーなどのクリエイティブのクオリティによっても広告効果は変わってきますが、そもそものバナーサイズに広告効果の違いがあることを知っておいても損はないでしょう。
以下は、効果が高いとされるバナーサイズです。
- レクタングル(中) - 300×250
- レクタングル(大) - 336×280
- ビッグバナー - 728×90
- ハーフページ - 300×600
上記4つは、ポータルサイトなどを閲覧していてもよく見かけるサイズであり、バナーを制作する上では必ず抑えておきたいバナーサイズとなります。
その他のバナーサイズ
Webサイト上の広告スペースには、上述した4つのサイズがピッタリと収まらない場合もあります。より小さいスペース、横長のスペースなどがそれにあたります。
そのような場合は、下記のバナーサイズの検討をオススメします。
- バナー - 468×60
- ハーフバナー - 234×60
- スカイスクレイパー - 120×600
- 縦長バナー - 120×240
- ワイドスカイスクレイパー - 160×600
- ポートレート - 300×1050
- ビッグバナー(大) - 970×90
- ビルボード - 970×250
- スクエア - 250×250
- スクエア(小) - 200×200
- レクタングル(小) - 180×150
- ボタン - 125×125
モバイル向けバナーサイズ
スマホファーストやモバイルファーストと呼ばれる言葉もあるように、PCのユーザーではなく、スマートフォンユーザーを優先する考え方も広く採用されていますね。
モバイルのバナーサイズはヨコ320pxが基準とされています。
これはスマートフォンのデファクトスタンダードとして君臨したiPhoneが、初代iPhoneからiPhone5まで320pxだったことにも関係しています。
そんなモバイル向けバナーサイズは下記となります。
- モバイルバナー(大) - 320×100
- モバイルビッグバナー - 320×50
高い効果が期待できるのは、320×100の「モバイルバナー(大)」の方になります。